口ゴボ／フェイスラインの改善

「横顔に自信がない……」
「もっと口元を下げたい……」
「顎の突出感が気になる……」

患者さんには、歯のお悩み以外にも、このようなところを改善したいという方もいらっしゃいます。これらの治療は「美容外科」をイメージされる方が多いのではないでしょうか。

しかし「矯正治療」を行うことで、すべてのケースではありませんが、これらの改善に期待ができます。
その中でも、「口ゴボ」「受け口（しゃくれ）」「出っ歯」「重度の叢生」の歯並びの場合、大きな変化、改善が期待できます。

次に、美容外科との違いを簡単にご説明します。

	費用	矯正期間	身体への負担	変化	持続性
矯正治療	数十万～９０万以内	～２年半	小さい	自然な変化	治療後にその状態を維持できる
美容外科	数十万～１００万以上	数日～数ヶ月	大きい	不自然になってしまう可能性あり	施術内容によっては永続性がない

治療期間が短いのが、美容外科のメリットです。しかし、治療費が高額になり、身体への負担も大きく、永続性がないケースもある治療法でもあるのです。

矯正治療は、治療期間の長さがデメリットにはなりますが、治療費の負担が美容外科よりは少なくなります。また、本来持っているご自身の美しさを引き出せる治療法と言えます。

フェイスライン／Eラインを整えたい方、綺麗な横顔や口元を手に入れたい方は、矯正治療を選択肢の一つとして検討されてみることをお勧めします。

矯正治療によって、歯を本来ある場所に動かすと、フェイスラインがスッキリ整い、自然な形で顔貌が変化します。元々の歯並びのズレが大きい方ほど、その変化が大きく表れます。
また、噛み合わせが悪いと、咀嚼の際に使う筋肉に偏りが出てしまいます。この噛み合わせが整うことで、お口の筋肉をバランスよく動かせるようになります。
結果的に、お顔の筋肉の歪みが改善され、口元が美しくなるのです。
下記でお悩みの方は、歯並びだけでなく、口元の美しさも同時に獲得できる可能性があります。

出っ歯

噛み合わせで、上の歯が出てしまうのが出っ歯です。お口が閉じにくく、奥歯への負担が大きくなります。

受け口

噛み合わせで、下の歯が出ており、逆の噛み合わせになっている状態です。顎の動きが制限されてしまい、将来的に顎関節症になるリスクがあります。

歯のデコボコ

デコボコした歯並びの状態です。歯磨きでの清掃がしづらく、虫歯や歯周病のリスクが高くなります。

噛み合わせが浅い

奥歯は噛めていますが、前歯が噛んでいない状態です。奥歯への負担が大きくなります。

噛み合わせが深い

噛んだときに下の歯が隠れてしまうほど、前歯の噛み合わせが深い状態です。顎に負担がかかりやすいため、顎関節症のリスクが高くなります。

通常、矯正治療でフェイスラインまで変化するケースは、歯並びが大きく崩れている状態です。このようなケースでは、一般的に治療期間が長くなります。
そこで当院では、治療期間を大幅に短縮できる「ハイブリッド矯正」を行っています。歯を大きく動かすことに適している「ワイヤー矯正」と、歯並びの微調整を素早く行える「マウスピース型矯正」の良いところを組み合わせた治療法です。

実は、治療期間の短縮だけでなく、下記のメリットも生まれます。

• 「非抜歯」の可能性が」高まる
• 「難症例」にも対応可能
• 治療の後半は「目立たないマウスピース」を利用できる